edumapの運営をしております、一般社団法人「教育のための科学研究所」代表理事の新井紀子です。
NetCommons3プロジェクトのディレクションもしております。
edumapでは、以下のことを念頭に、すべての学校(幼稚園・保育園・高等専門学校を含む)に対して、基本的に無償でNetCommonsを基盤とした学校HPを提供するプロジェクトです。
本プロジェクトはNTTデータとさくらインターネットの協力により、教育のための科学研究所がサービスを提供いたします。
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2019/082600/
edumapのポータルサイトはこちら、
edumap.jp/
本プロジェクトの目的及び目標は次の通りです。
(1)日本が毎年のように甚大な災害に見舞われている状況を受けて、児童生徒と教職員の安否確認を教育委員会および文部科学省および政府が迅速かつ合理的に行うため、確実な情報が流れる公的情報プラットフォームを確立すること。
(2)日本以外をルーツとしてもつ児童生徒が急増している状況を受けて、学校が保護者や児童生徒に提供する情報を機械可読な情報で蓄積し、ブラウザの機械翻訳機能等のICT技術を用いることで、公平に学校情報がすべての保護者や児童生徒に伝わること。
(3)各学校や教育委員会がサーバを確保する費用や、セキュリティ対応に当たらなければならない負担から解放すること。
(4)学校の日々の変化に関するマクロ情報(児童生徒数、欠席児童生徒数、感染症の発生数等)や行事情報を、教育委員会が一覧で日々把握できるインタフェイスを提供すること。
edumapは教育委員会として一括申込みする方法(教育委員会にも各学校に対する読み込み・書き込み権限がある)と、学校が個別に申込みする方法があります。学校が個別に申し込んだ後に、教育委員会が後から管理をすることは規約上難しいので、たとえ、パイロット校一校からedumapを試す場合も「一括登録」をしてください。
edumapの無償版はNetCommonsと異なり、以下のような制約があります。
(1)管理者権限はありません。
(2)グループルームはありません。マイルームもありません。
(3)学校HP管理者はパブリックルームのルーム管理者として、学校HPを構築します。権限としてはパブリックのルーム管理者権限1、編集者権限2をお渡しします。
(4)教育委員会が一括登録する場合は、これ以外に各学校のパブリックルーム権限を1つ追加で提供します。
(5)NetCommons2およびNetCommons3からデータ移行をすることはできません。
(6)いくつかのモジュールは利用できません。理由はそれらのモジュールが機械可読にできる可能性が低いことと、機械可読な上位モジュールに置き換えるためです。
edumapは私の書籍の印税によって、初期投資が行われました。サービスを持続するために以下のような制約があります。
(1)国の個人情報保護法に厳格にのっとった上で、アクセスログ等を解析し、第三者に販売します。
(2)構築だけして情報を登録しない(放置している)学校HPに対しては、本社団とNTTデータが合意した「学校のHPに表示することが適切である」という基準をクリアした広告についてのみ、広告を表示する可能性があります。
(3)(2)とは別に、学校種に応じて、良書を選書して推薦する「本のコーナー」を設置します。選書は「東京こども図書館」等、絵本・児童書・ヤングアダルト書の選書に定評がある非営利の機関に依頼します。
以上です。多くの省庁も災害時対応、機械翻訳可能な学校情報、公的オープンデータの提供を求めていますので、「自前主義」を脱して、edumapに多くの学校が参加してくださることを願っています。
edumapへの申し込みは1月中にedumapのポータルサイトで開始します。